フリーランスSEになるにあたって、節税の本を読んでみた。
どうせなら青色申告に。
急にフリーで働くことになって、ちょっとバタバタしています。
フリーになることで一番大きい変化といえば、やはり自分で確定申告をしなければならないということ。
正直フリーとは思えないほどの低い報酬なのですが、それでも税金は取られるし、確定申告はしなければなりません。
そこで出てくるのが青色申告。
確定申告では青色と白色があり、特に面倒な作業をしたくないなら白色を利用し、節税したいなら65万円の控除がある青色申告が勧められます。
青色申告は複式簿記という帳簿をつけなければならず、簿記を学んだことがない場合はちょっと敷居が高いようです。
ちなみに私は簿記の資格は持っていませんが、経理系だった学校で2級レベルまでの勉強はしたことがあるので、何とかなりそうです。実際には「やよいの青色申告」などの確定申告をサポートしてくれるソフトウェアを利用するので、敷居はぐっと下がります。
私の周りでは白色申告でやっている人が多いようですが、私のような低報酬の人間にとって青色申告の65万円の控除がとっても重要です。
平成26年1月から白色申告でも帳簿の記帳が義務付けられたりしたようなので、労力は青色とそんなに変わらないだろうということで青色申告で確定申告することに決めました。
フリーランスになるあたって最初に読んだ本
そんなこんなで購入した書籍の中の一冊がこれ。
フリーランスを代表して 申告と節税について教わってきました。
- 作者: きたみりゅうじ
- 出版社/メーカー: 日本実業出版社
- 発売日: 2005/12/08
- メディア: 単行本
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著者のキタミさんと税理士先生との会話形式ですすむ確定申告に関しての解説本です。
タイトル通り、確定申告と節税について、
・税金とは何か
・社会保険と税金の関係
・記帳と経費について
・青色申告のメリット
・消費税の計算方法
・なぜ法人化するのか
・税務調査は実際どんな感じなのか
の「ぶっちゃけ税金講座」が小気味のいい会話でつづられています。
教科書的な内容ではなく、ちょっとブラックな税金の抜け道がちょっとブラックな会話とともに書いてあり、「ほうほう、そう考えればいいのか・・・」と勉強になります。さらに、単純に読み物としてもお勧めできると思います。私は何度か吹きそうになりました。税理士先生の腹黒さと冴えわたるツッコミが笑えます。
キタミさんの四コマ漫画も挿入されていて、かなり面白いです。
個人事業主だけでなく、青色申告に興味があるなら、読んでみるべし!です。
ただ、詳細な帳簿の書き方や申告の仕方などは載っておらず、「なんで?」「どうして?」の疑問点に対する回答や根本的な考え方などの説明が重点的にされているので、青色申告の詳細なマニュアル本は別途必要です。
さぁ、これを読んで皆「腹黒く」なりましょう!
今はこの本を読んでいます。感想はまた次回。
フリーランスSEとして生きる道 (DB Magazine SELECTION)
- 作者: 三好康之
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2010/06/29
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 1人 クリック: 36回
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